押忍。
カラテの挨拶はすべて「オス」なのです。
この押して忍ぶという意味は、尊敬・感謝・忍耐という精神を持っています。
そして、この押忍、恐ろしいことに肯定の言葉です。
すなわちカラテには否定の挨拶がありません。
よって師範が・・・。
「腕立て100回やってください」
「押忍」
「こんど試合に出ましょうね」
「押忍」
「ちゃんと型覚えましたか」
「押忍」
と、すべて受け入れ肯定するという言葉です。
よって、極真での挨拶はすべて押忍。
オス
オーーース
オス、オス、オス。
オーーースッ?
などというバリエーションで答えていくのですが、否定はありません。
おはよう、こんにちは、こんばんわ、さようなら、おつかれさま、おやすみなさい、全部オスです。
これは、きっと潜在意識が変わるのでしょう。
ジム・キャリーの映画で、こんなようなのがありましたけど、武道としての稽古なので、問題ないと思います。
たぶんね。